ホワイトゴールドは、ピンクゴールドやイエローゴールドと並んで根強い人気がある結婚指輪ですが、結婚指輪としてセレクトするのであれば、“礼席の場”ということを考え合わせてホワイトゴールドかプラチナの白く輝く金属を購入する人がほとんどです。

プラチナは素材としても価値が高く古くから結婚指輪や婚約指輪の定番商品とされてきましたが、ホワイトゴールドは、よりファッション性が高く、どんなふうにでもアレンジできる気安さから人気が出て、この2つの素材はともに肩を並べる存在になりました。

ホワイトゴールドが広く知られるようになって定着したのは5年ほど前からですが、いまでも「プラチナがいいか、それともホワイトゴールドがいいか」と、悩むカップルは多くいます。

プラチナとホワイトゴールドの違いは素材と特徴にあります。

プラチナは素材そのものがプラチナという天然素材です。

通常は「Pt900」と「Pt950」、「Pt1000」という3種類の中から強度が高く長持ちする「Pt900」と「Pt950」がリングとして採用されます。

純度100%のものは純度としては完璧でも、劣化しやすく商品としては適していません。

最高ランクの純度でも99.95%の結婚指輪ということになります。

当初は黄色みがかったり黒ずんだりしていますが、精巧緻密な金属加工技術や研磨技術によって、独特の美しい輝きが導き出されます。

プラチナは素材としては元々が柔らかく粘度のある素材ですが、商品となる過程で数十年の使用に耐えうる強さが備えられます。

歴史が古くプラチナのレート、市場も確立されていることから資産性としても価値があります。

その一方でホワイトゴールドは、金の比率が75%で、銀、亜鉛、パラジウム、ニッケルなどをあわせて25%とし、それをホワイトゴールドの素材として配合したものです。

このゴールド系のピンクやイエローは、もともと時計やメガネの装飾部分に用いられてきました。

日本において結婚指輪として認知され人気が高まったのはその後からです。

素材としては、もともと黄色みがかっているため、白く見せて発色を良くするため、ロジウムメッキを施した商品がほとんどです。

トレンドとなったのが遅かったため“プラチナの代用品”とのポジショニングを与えられた時期もありましたが、現在ではプラチナを凌ぐ人気があります。

マインドとしてのポイントは、資産性というよりデザイン性やオリジナリティ、ふたりの価値観を大事にしたいリングという点です。

女性には圧倒的な人気がありますが、その独特の風合いとユーティリティ性の高さから男性からの支持も集めています。

パラジウム、チタンなどのレアメタル同様、新世代の結婚指輪という感覚が強くあります。

価格が手ごろで無理がなく、アフターメンテナンスやサイズ直しも容易です。

強度や耐久性、変色などの心配もありません。

加工性にもすぐれていることから多くの宝飾店でブランド化されています。

選ぶ楽しみがあり、若いカップルの体験談もサイト上で多く見かけるようになりました。