ピンクゴールドの特徴は、プラチナにくらべてやや赤みの差した淡いピンク色の色彩にあります。

イエローゴールドのような鮮やかさはありません。

素材としての純度・比率は金が75%、銅25%です。

その色合いからレッドゴールド、ローズゴールドと呼称されることもありますが、一般的にはピンクゴールドで通っています。

結婚指輪として人気が高まる以前は、時計やメガネの装飾部位にあしらわれる素材の一部でした。

ゴールド系のこれらの商品は精緻なメッキ加工によって醸し出された輝きで、天然のものではありません。

変色や変質、変形、強度などの心配はありませんが、難点としては、イエローゴールドやホワイトゴールドにくらべて色あせしやすい点にあります。

ゴールドとはいえ金と銅の合金ですから、市場で取引されているような「金としての価値」は高いものではありません。

資産性で考えるのであれば、プラチナ素材の結婚指輪がおすすめです。

ふたりだけの価値観や思い出を楽しみながら指にハメて楽しむという考え方でおさめるべきです。

別の視点からみたゴールド系最大の特徴は、ブライダルリングでもありファッションリングにも見えるという柔軟なところです。

ピンクゴールドは女性に圧倒的な人気がありますが、「結婚に縛られたくない」といった意識が強い男性からの支持も増えています。

もっとも男性が選ぶとしたら、ピンクゴールドよりもホワイトゴールドだとは思いますが。

加工性が高く、オリジナリティのある結婚指輪・婚約指輪を創作しやすいというのも特徴にあげられます。

ユーティリティ性がある分だけ需要が高いので、宝飾店やジュエリーショップと名のつく店では、それぞれにブランドを立ち上げています。

自前で職人さんを抱え、バックヤードで作品づくりを行っているところでは、サイズ直しや傷の修復など、メンテナンス対応もスムーズです。

手入れもその場でやってもらえる便利さがあります。

希望すればオーダーメイド、セミオーダーにも対応してもらえるでしょう。

金属アレルギーのある方は、事前に医療機関で受診し、パッチテストで可否を確認しましょう。

ゴールド系だけではなく、パラジウムやチタンなどにも反応が出る場合があります。

ショップで店員さんに相談しても構いませんが、その場合のポイントは、即断即決しないことです。

実際に自分の指にハメて肌の感触を確かめ、1日程度はあいだを空けてから購入を決めます。

そのときは問題がなくても、後からアレルギー反応が出ることがあります。